以下古民家の蔵出しの際に出てきました古札を出品いたします。
五十銭札には焼け跡が有り持ち主の生生しい過去を物語っております。
古札には一つ一つ日本の歴史が刻まれており感慨深い為、以下に分かる範囲で説明を記します。
昭和18年発行 大日本帝国政府
大東亜戦争割引国庫債券10円
1枚
大東亜戦争割引国庫債券は戦争費用の調達特に日清戦争、日露戦争、そして第一次および第二次世界大戦中には、戦争遂行のための巨額の費用を賄うために政府が発行し戦時中の軍事支出や戦後復興に必要な資金を調達するため国内外の投資家に購入され、その資金が政府の活動を支えるために用いられたものと言われております。
聖徳太子 百圓券 四次発行
2枚
聖徳太子が描かれた百円札は、日本銀行券の中で複数回発行されています。四次発行はその中の一つです。具体的には1957年(昭和32年)ごろ発行されたもののようです。
聖徳太子は、日本の歴史において非常に重要な人物で、古代の国家制度や文化の発展に大きく寄与しました。彼の肖像が紙幣に使われることは、その影響力と日本文化における象徴的な地位を反映しています。
拾圓札 十円札 国会議事堂
1枚
この十円札は、戦後の日本において発行され、復興期の経済活動を支えるために広く流通しました。国会議事堂が描かれていることは、戦後の日本の民主主義の象徴として重要な意味を持っています。
壹圓紙幣 一円札
2枚
発行:昭和21年3月19日(1946)
図案:二宮尊徳
戦後の復興期に発行されました。二宮尊徳の肖像が描かれているのは、彼の農業改革や経済再建の功績を称えるものです。彼の思想と実践は、戦後の日本の経済復興においても多くの示唆を与えました。
大正小額紙幣50銭 大正政府紙幣
8枚
大正時代、日本では通貨の価値が変動し、物価の不安定でこの状況下で、政府は小額紙幣を発行して、通貨の流通を促進しようとその中で、50銭の大正政府紙幣が登場しました。これらの紙幣は、銀貨や銅貨などの小額硬貨の代わりとして使用されました。その後、昭和時代になると、これらの小額紙幣は廃止され、硬貨に置き換えられました。
発行:大正6 年11月(1917)
廃止:昭和23年8月31日(1948)
50銭札 板垣退助
2枚
板垣退助は明治時代から大正時代にかけての政治家で彼は自由民権運動の指導者であり、日本の立憲政治の発展に大きな役割を果たしました。50銭札には、彼の偉業を讃えて描かれています。
拾銭 10銭 八紘一宇
1枚
昭和時代に使用されたこの紙幣には、「八紘一宇(はっこういちう)」という文字が記されているそうですが、見たところわかりませんでした。
背景には国会議事堂が描かれています
拾銭 10銭 A号ハト十銭
1枚
上記説明はネットで調べた内容で保証はありません。参考程度にご確認ください。