イタリアきってのパンツ専業ブランドPT TORINO(ピーティートリノ)。以前はPT01(ピーティーゼロウーノ)というブランド名でしたが、創業地であるトリノへのトリビュートとともに“究極のパンツ”を創るという強い意志を込めてこの名に変更されました。50年以上にわたって培ってきた生地への深い造詣を活かしつつ、メンズクロージングにおいてもっとも重要なアイテムはパンツというコンセプトのもと専業ブランドとしての技術とノウハウを注ぎ込んでいます。PTのパンツにはそれぞれのモデルごとにテーマが設けられており、独自のデザインでその世界観を表現するというパンツの可能性を広げる多様性に加え、そこには美しいヒップラインとともに美脚効果を備えた完璧なシルエットが貫かれています。
“オシャレは足元から”とはよく言ったもので、靴はもちろん大切ですが、パンツこそがスタイリングの要になります。パンツのシルエットは“時代を映す鏡”です。みなさんご存じのとおり、ここ数年でパンツの“脱”スリム化が進んでおり、今はもうピタピタのパンツは気分じゃないですよね。プリーツパンツの人気復権後、ちょっと緩めのシルエットが全盛になっていますが、相変わらずデニムだけは細身が人気でした。なぜなら、大人が穿きたいと感じる太くてきれいなシルエットのデニムがなかったからです。我々大人が欲しいのは、リーバイス501XX(55501)に代表されるドカンと太いストレートデニムではなく、ジャケットスタイルにも合う、あくまで美脚ベースの適度なゆとりを持ったデニムですよね。これを完璧なカタチで実現したのが、PTのディレクター、ドメニコ・ジャンフラーテ氏が手塩にかけて作り上げ、自身も愛用している「THE REBEL(ザ・レベル)」です。
そんな「THE REBEL(ザ・レベル)」のデニスラ版として登場したのが、こちらの品です。誰でも穿きやすく、なんにでも合わせられ、扱いがラクチンなジーンズの特徴はそのままに、PTのお家芸とも言えるクラシックなテーラード仕立て(ドレスパンツ仕立て)を採用することで“きちんとした印象”に仕上げています。フロントデザインはシンプルなノープリーツ。両脚の中央にクリース(折り目)が入るので、カジュアルになりすぎず幅広いコーディネートに活用して頂けます。ジャケットスタイルとの相性もバツグンです。
従来の細身のデニスラとは違い、安心感のある股上で、腰回りとワタリ(太股)にゆとりがあり、裾へと弧を描くように絞り込んでいく緩やかなテーパードシルエットによって“今っぽさ”と“美脚”を両立しています。もたつきがなく自然にフィットするヒップラインや少し短めのレングスもいい感じです。PTならではの上質な仕立てに裏打ちされた美脚シルエットでありながら、こてこてのイタリアっぽさがないので幅広いコーディネートに合わせられます。弱めの加工できれいに見せるのではなく、あえてヴィンテージ感が強めの加工を施して古着っぽく見せているところにドメニコ・ジャンフラーテ氏の嗜好が滲み出ています。むちゃくちゃセンスがいいです。脚を通した瞬間に“そうそう、こんなデニスラが欲しかった”となる、定番に飽きてしまった上級者が満足できる一本です。
使用されている生地は、PTでは定番となるポリウレタン混紡のコットンストレッチデニムになります。ムラ糸を使ったデニム本来の深みのある風合いでありながらも、オールシーズン使いやすい11オンス程度の厚みで、上下左右にしっかりストレッチするので、とにかく穿いていてラクチンです。化繊の混率が高いハイパーストレッチデニムとは違ってフニャッとせず、シルエットがきれいに出るところがいいですね。ヴィンテージウォッシュを施すことで独特なやわらかさと肌に馴染むタッチに仕上げられているのでゴワゴワしにくく、はじめて穿いたその日からしっくりきます。何年も穿き込んだような味のある表情がたまりません。
サイズは「48」になります。
ウエスト85、股上26.5、股下74、ワタリ34、裾幅17.5
※ワタリは股の付け根部分を採寸した数値になります。
※裾幅は裾口を採寸した数値になります。
※洗いがかけられているため数値に若干の誤差が生じる場合があります。
モデル/CA48 CO RJZDZ10BAS
フィッティング/REBEL FIT
素材/コットン98%・ポリウレタン2%
色/ライトインディゴブルー(MK12)
サイズ/48
付属品/ブランドタグ
状態/新品未使用
定価/47,300円(税抜43,000円)
※手作業による加工が施されているため、加工感や色落ち感に若干の個体差があります。
また、はじめからほのかな香りが付けられています。予めご了承下さい。
返品交換は原則不可となっております。不明な点がございましたら質問欄よりお問い合わせください。安心して取引して頂けるよう迅速に対応いたします。