RICK SPRINGFIELD / HARD TO HOLD SOUND TRACK RECORDING (1984)
旧規格廃盤:85年10月15日発売(RCA/RVC:RPCD-1015)定価3500円
帯なし、ジャケット・ライナーに経年劣化による多少のシミあり、英詩歌詞カードを兼ねたミニポスター付き。
ディスク小キズあり、再生問題ありません。ディスクのマトリクスナンバーは「RPCD 1015 S1C22」です。ケーススリキズ。
「ジェシーズ・ガール(JESSIE'S GIRL/81年全米1位)」「ドント・トーク・トゥ・ストレンジャー(DON'T TALK TO STRANGER/
82年同2位)」などのヒット曲で80年代洋楽世代の方にはおなじみの人、俳優としても活躍したオーストラリア出身のロック・シンガー、
リック・スプリングフィールドが84年にRCAよりリリースしたRCA4作目、通算8作目のスタジオアルバムです。
プロデュースはリック・スプリングフィールド&ビル・ドレッシャー(BILL DRESCHER)。
リック本人が主演した同名映画のサウンドトラックアルバムとしてのリリースで、映画の主題歌として全米5位のヒットとなった
「ラヴ・サムバディ(LOVE SOMEBODY)」ほか、「ドント・ウォーク・アウェイ(DON'T WALK AWAY/同26位)」
「ボップ・ティル・ユー・ドロップ(BOP TILL YOU DROP/同20位)」、ランディ・クロフォード(RANDY CRAWFORD)との
デュエット「タクシー・ダンシング(TAXI DANCING/同59位)」のシングル4曲を含むリックのオリジナル7曲に加え、グレアム・
パーカー(GRAHAM PARKER)、ノナ・ヘンドリックス(NONA HENDRIX)、ピーター・ガブリエル(PETER GABRIEL)の歌った
劇中曲を含めた10曲収録。サウンドトラック盤でありながら、オリジナル・スタジオアルバムとしての性格が強い作品で、ヒット
シングルも数多くファンにはマストの作品となっていますが、リックの公式オリジナルアルバムにはカウントされていないことが
多く、忘れられがちな1枚でもあります。アルバムカヴァーもカッコよく、ファンならずとも80年代洋楽世代の方にはオススメです。
ぜひチェックしてくださいね。
このCDは85年にRVC(後のBMGビクター)より発売された定価3500円の国内セカンドイシュー盤で、現在この仕様は廃盤と
なっています。前述したとおり本作はサウンドトラック盤扱いのため公式オリジナルアルバムとして現在までにリイシューの機会も
少なく、現在ではなかなか見つけにくくなったレアな80年代の国内盤です。ご興味ある方はぜひこの機会にいかがでしょう?