-- 和田竜★のぼうの城（上・下）★　小学館文庫

★商品説明★

和田竜著　「のぼうの城（上・下）」　小学館文庫

　「のぼうの城（上）」　　　　　　　　　２０１０年１０月　文庫初版
　「のぼうの城（下）」　　　　　　　　　２０１０年１２月　文庫４刷
　　　　　定価　　　　各巻　４５７円＋税　　２１９頁、２１８頁

★著者略歴★

　１９６９年、大阪府生まれ。早稲田大学政経学部卒業。２００３年映画脚本「忍ぶの城」で城戸賞を受賞。２００７年、同作を小説化した「のぼうの城」でデビュー。同作は直木賞候補となり、映画化される。

★作品内容★

　映像化されて話題になった作品。秀吉が北条・小田原城を攻めている間に関東での諸城での戦いもあった。その圧倒的軍勢の前に、多くの城はあっという間に降伏していった。その中で、小田原城が攻め落とされた後まで、戦い抜いた城があった。それは埼玉・行田にある忍城。城主は小田原城に赴くが最初から秀吉に内通する約束もあり、残された家臣５００も、攻められたら城を明け渡すつもりであった。けれど木偶の坊（略して”のぼう様”）と領民からも言われる、留守居城代の息子と、関東武士の血を滾らせる家老達は、取り囲んだ三成が遣した使者の物言いに、反感を覚え、一戦を交える事にする。５００対２万。”のぼう様”を慕う領民も城に篭るが、圧倒的な軍勢を前にどうするのか。映画化され、一躍有名になった忍城だが、今のような城郭はなく、本当に浮き小島のようなとりでだったらしい。映像化に適したキャラ立ち場面が多く、それも面白い。
　２万対五百、領民の百姓町人を加えても２千。緒戦は知り尽くした地の利を生かして攻め方に多大な被害を与えて追い返せた。けれど三成の望みは、主君秀吉が行った水攻め。鳥取・高松で行ったより大掛かりな堰を築いて忍城を水底に沈めようとする。本丸に追い詰められた守兵たちを前に、”のぼう様”長親は秘策があるという。敵が眺める古墳の前に船を浮かべて、その上で田楽舞を踊り始めたのだ。後に三成の戦下手の証とされた、忍城の戦い。木偶の坊と領民の意地が、後世に残る戦いとなる。

　　状　態

状態は、良好です。

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★出品者から★

　他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。
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　また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。

参考・宅配料金（本の宅配に必要そうな部分などだけ取り上げました。）

宅配名	条件・サイズ	料金	注意点
クロネコメール便	厚さ２センチ。厚さを超えなければ割安。	Ａ４サイズまで、一律１６０円。Ｂ４サイズまで、一律２４０円	厚さ２cmはかなりきつい。補償無し。
ゆうメール（旧・冊子小包）	重さによって料金が変更	１㎏まで３４０円、２ｋｇまで４５０円、３ｋｇまで５９０円。	縦横高さ合計７０cm、３㎏まで。補償無し。
ゆうパックなど宅配便	従量制、配達地によって料金が変わる。	大体６００円～と見ていい。	まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。

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