ビジュアルと文章で白洲正子を知る。「白洲正子“ほんもの”の生活」(新潮社刊・とんぼの本)」です。著者:白洲正子/赤瀬川原平/青柳恵介/前 登志夫ほか。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 当代一の目利き、“ほんもの”を知る唯一の人といわれた白洲正子。旧白洲邸「武相荘」の記念館としてのオープンを機に、白洲正子ワールドの全貌をあますところなく伝える。さらに、生前には家族にも内緒だった自筆の和歌集、油絵、ノートなどから修業時代の正子の姿を追い、白洲正子はいかにして白洲正子になったのかの謎を探る。
◇旧白洲邸「武相荘」大公開!
◇“ほんもの”とは何か? 白洲正子
・生け花の先生は器
・酒飯の美味は器ひとつ
・愛するものに囲まれて
・きもの美
◇娘にねだった洋風“おふくろの味” 牧山桂子
◇白洲学校の給食係 〈美味しいもの大好き!〉 松井信義
◇生涯をめぐる三つの断章 青柳恵介
・不機嫌な子供
・「座敷のテリヤ」時代
・またや見ん
◇年譜
◇附 秘められていたこと
・不器用なほどに真面目な油彩 赤瀬川原平
・気のみなもと 〈白洲正子の自筆歌帖より〉 前 登志夫
・白洲正子とは何者だったのか 〈若きノートから探る〉 山崎省三
★白洲正子は1910年(明治43年)、東京生まれ。祖父は樺山資紀(海軍大将、伯爵)、母方の祖父に川村純義(海軍大将、伯爵)。姉に近藤泰子、夫は白洲次郎。学習院女子部初等科を経て渡米し、1928年にハートリッジ・スクール卒業。聖心語学校(現・聖心インターナショナルスクール)中退。幼少期より梅若流の能の舞台にあがり、能に造詣が深く、青山二郎や小林秀雄の薫陶を受け骨董を愛し、日本の美についての随筆を多く著す。梅原龍三郎や、晩年は護立の孫で元首相の細川護熙、河合隼雄や多田富雄等との交友もあった。また名人といわれた能楽師・友枝喜久夫の仕舞の会を自宅で開き、演芸研究者渡辺保も参加していた。1964年、随筆『能面』で読売文学賞、1973年に随筆『かくれ里』で同文学賞。1998年死去(享年88)。1980年代から古典美に興味を持つ女性たちを中心にカリスマ的存在となり多くの著作が刊行され、没後も高い人気が続いている。
★「とんぼの本」は、「見るたのしみ」と「読むよろこび」を一冊に凝縮し、時代に流されず、時を超えて楽しめるように編集されたビジュアルタイプの入門書。ラインアップは美術、工芸、建築、写真、文学、暮らし、旅など・・・あらゆるジャンルに及び、読者がそのとき知りたい・見たい・読みたいと感じたものやことを気軽に手にすることのできる、「好奇心」の詰まった「おもちゃ箱」のようなシリーズ。
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