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和田はつ子★鶴亀屋盛記★ 双葉文庫
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商品信息

雅虎拍卖号:k1137294122

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★商品説明★ 和田はつ子著 「鶴亀屋盛記」 双葉文庫

 「恋いあやめ 菖蒲鶴亀屋盛記2」  2008年 11月 文庫初版
 「隠居始末 菖蒲鶴亀屋盛記5」   2009年  9月 文庫初版
 「道楽息子 菖蒲鶴亀屋盛記6」   2009年 11月 文庫初版
 「慈悲和尚 菖蒲鶴亀屋盛記7」   2010年  2月 文庫初版
 「胡蝶隠し 菖蒲鶴亀屋盛記8」   2010年  9月 文庫初版
      定価    571円~581円+税  270頁~286頁

★著者略歴★  東京都生まれ。日本女子大学大学院修士課程終了。出版社勤務の後、TVドラマ「お入学」の原作「よい子できる子に明日はない」で注目される。「多重人格殺人」「ママに捧げる殺人」などの推理小説で注目を浴びる。最近は時代小説や捕物帖シリーズを精力的に書いている。

★作品内容★  元、道場仲間の亀田竹之助と鶴川梅太郎。貧乏旗本の次男・竹之助は大店のたばこ問屋に婿入ったが、一年足らずで暖簾を下ろすことになった。一方の大身旗本の嫡男・梅太郎も放蕩が過ぎ、20台で若隠居を押し付けられる。ともかく、二人で始めたのが人捜し屋”鶴亀”。竹蔵の女房・まつ恵と並んで、松と竹と梅、さらに鶴亀屋と縁起のいい名前。12歳のきり乃も含めた面白い捕物帖。
 <恋あやめ> 「恋あやめ」若い医者志望の子供が消えた、相手はえらい法眼だが、その目つきは怪しい。「双葉婚」婿になったばかりの男が、内藤新宿に仕事に行ったまま帰らない。妻からさあ貸しの依頼があったが、内藤新宿には妻も子もいて2重生活をしていたらしい。「鬼子母神」まつ恵の昔の知り合いの幼い娘が攫われる。大店の娘と意匠が同じだったので人違いされたのかもしれないが。大店の娘は養女で、どこかに聖母がいるらしい。「噛み爪」兄貴はいい加減な男だったが、弟の直吉は真面目ないい子。その兄貴と直吉、妹がそろって行方不明になる。兄貴の長屋には血に染まった着物が。評判の悪い口入れ屋が絡むがその実情は。
   <5隠居始末> 「黒月忌引」きり乃や見習い同心の和馬の手習い時代の知り合いが、気の病から寮に押し込めに会っているらしい。それから間もなくして寮から消えてしまった。暴れた時に閉じ込める座敷牢には鍵もかかっていたのに。協力者がいたのか。「隠居始末」梅太郎のかつての鶉会の仲間が、若くして隠居することになった夜、行方知れずに。嫁に行った娘からの捜索以来だが、しかし隠居には悪癖があり始末に苦労する。「岡っ引き魂」老岡っ引きが命を懸けて悪事を暴き出す。竹蔵も駒黒屋と協力し巨悪を罠にかける。
 <6道楽息子> 「道楽息子」米問屋の嫡男が、寺子屋の熱血師匠になった。寺子の評判はいいのだが、熱血が空回りすることも、そんな彼が行方不明に。熱血青年を手玉に取る少女の家族の悪だくみ。「横綱相撲」小柄ながら人気の大関”白虎”。駒黒屋が嫌いな、脇役たちも白虎の相撲を見たいから席を頼むその様子はコミカルだが、その白虎が取り組みを前に消えてしまった。竹蔵たちはその行方を探すが、彼には評判の悪い兄貴がいて、八百長を持ち掛けていたという。「冬の花火」まつ恵は、いつも夫を面倒ごとに巻き込む駒黒屋を好きではないが、それ故に暮れの挨拶はきっちりと出かけて行った。でも会うと意外に話もあったが、その帰りに誘拐されてしまう。駒黒屋に恨みを持つ元花火師に、駒黒屋の妻だと間違えられたのだ。娘のきり乃を含めた一同は、人質を取り立てこもった花火師を捕らえるためにあらゆる手を尽くす。
 <7慈悲和尚> 「天神詣」前巻で、人質に取られたまつ恵は、夫がけがをしたのは自分のせいだとふさぎ込む。いい加減な瓦版屋が騒ぎ立てるのも煩わしい。そこで進められて気分直しに夫婦で箱根の湯治に出かける。そんな留守中の鶴亀屋、持ち込まれたのは寺子屋の子供たち10人が行方不明になっていた事件。きり乃と梅太郎は、いじめにあっていたという子供からその行方を探す。いやな事件。「慈悲和尚」湯治から戻ってきたまつ恵は、”自分のせい”とは言わなくなったが、それでも鬱屈を抱えているようで”慈悲和尚”と高名な住職のいる寺参りにのめり込むが、その慈悲和尚が行方不明に。その作業小屋には血痕と盗品と思われるお宝があった。「女絵師」今度こそと、再び絵を学ぶことにしたまつ恵。その師匠は美人で男たちが群がり札差の主と結婚することになっていた。ところが突然行方不明に。女師匠の隠された過去。
 <8胡蝶隠し> 「胡蝶隠し」幼いころから母親に仕込まれ、今では超人気の手妻師・菫太夫はまだ11歳だが。その太夫が楽屋から消えた。養父はやさしい人だが、実父が現れたようだ。裏で暗躍するのは駒黒屋に敵対する白馬屋。「冬桜」秩父の田舎から江戸に来ていた姉妹が相次いで行方不明になり、そして1年後相次いで大川に身を投げた。駒黒屋の依頼を受け梅太郎はおもんとともにその真相を探る。またしても裏にいたのは白馬屋。「仲人医者」梅太郎の義理の母が、失踪した。仲人医者と評判の幼馴染のもとに行ったのか。義理とはいえ心の通じ合った二人の物語。「おもん梅太郎」シリーズの転換点。おもんと梅太郎が結ばれたのだが、数日後おもんが行方知らずになった。おもんの過去が明らかになり姿を消す。

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